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母子保健コーディネーターさんにお会いしました

2020年から、横浜市18区に配置されている、母子保健コーディネーターさんをご存知ですか?

 

区保健センターの窓口に常駐していて、母子健康手帳の交付時に、妊婦さんと面談をして、妊娠、出産、子育ての不安などの相談に乗ったり、地域の子育て情報などの提供をしています。

妊娠中にもぜひ利用してほしいということで、地域子育て支援拠点やつどいの広場などの紹介もしてくださっているそうです。

 

また、「妊娠・出産・子育てマイカレンダー」というリーフレットを使って、健診や両親学級の日程の確認などをしているとのこと。

現在妊娠中の方や、最近赤ちゃんを産んだママさんはご存知かもしれませんね。

 

なんと、この「マイカレンダー」、瀬谷区では英語版、ベトナム語版が用意されていると聞いたので、

早速お話を伺いに行ってきました。

 

瀬谷区には、約2000人の外国人が住んでいて、そのうち中国、ベトナムの方たちが多く住んでいます。

保健センターの窓口でも、外国にルーツのある方への対応が増えてきており、翻訳機の活用や、いろいろなお知らせや資料の多言語化について課題になっているとのことでした。

 

英語版は、英語の分かる方が一定数いることと、

ベトナム語版は翻訳資料なども少ないため、今回作成することにしたそうです。

ちなみに中国の方は「漢字」で意味が伝わることも多いとのこと。

窓口には翻訳機も用意されているので、他の言語の方への対応も、それらを活用しながら、手続きを進めているとのことでした。

 

横浜市では母子健康手帳も多言語版を用意しているとのことですが、瀬谷区の保健センターにも、英語、スペイン語、ハングル語、中国語、ポルトガル語、ベトナム語に対応する母子健康手帳がありました。

それぞれ日本語が併記されていますので、日本人とのやり取りにも活用できて便利ですね。

 

瀬谷区も外国人支援、多文化共生が少しずつすすんできているな~と実感しました。

それでも、このことが外国人当事者に届かないと意味がありません。

カムオン・シェシェからの情報発信もしていきます。